こんにちは、りくです!
今回は【インターンまでに読みたい企業分析】シリーズの第5弾です。
インターン参加や申し込みに当たっては、企業に失礼がないよう準備が必要です。
3分で読めるボリュームにまとめますので、サクッと読んで対策しましょう。
企業分析は必ず業界分析をしてから行いましょう。
まだ業界分析をしていない方はこちらの記事を先にお読みください。
今回は『アサヒ飲料』の企業研究です。
それでは早速、まとめますね。
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アサヒ飲料の企業研究①企業名と主業種
アサヒ飲料の企業研究、企業名と主業種は以下の通り。(※1)
企業名:アサヒ飲料株式会社
主業種:飲料メーカー
アサヒグループHDの中核事業である酒類・飲料・国際事業のうち、飲料事業を担っている。
アサヒ飲料の企業研究②売上高の競合他社比較
アサヒ飲料の企業研究、売上の他社比較は以下の通り。
競合も含めて各企業の売上高は個別に公表されていないため、各HDの飲料事業売上高を示す。
売上収益:3,762億円(アサヒグループHD2019年12月期飲料セグメント売上高)
競合他社比較:サントリー食品インターナショナルの日本事業セグメント・キリンHDの国内飲料セグメントとの計3事業で比較。アサヒグループHDの飲料事業は業界においてチャレンジャーである。(※1,※2,※3)
アサヒ飲料の企業研究③ブランド展開の現状分析
アサヒ飲料の企業研究、ブランド展開詳細は以下の通り。(※1)
主要ブランド:<三ツ矢><カルピス><ワンダ><アサヒ十六茶><ウィルキンソン><アサヒおいしい水>の6ブランドを主軸に展開。
・<三ツ矢>
1899年に「三ツ矢」印が商標登録され、100年以上愛されている。
日本各地の特産果実を使用した『特産三ツ矢』シリーズの販売強化を行ったものの、最盛期の天候不順の影響を受けて前年実績を下回った。
・<カルピス>
カルピスは2007年に味の素株式会社の完全子会社となったが、利益率の改善の目的で2012年にアサヒグループHDに全株式譲渡されている。
発売100周年を記念して製造された『匠の「カルピス」』の発売や、発酵食品の魅力を伝える「発酵BLEND PROJECT」を通じてブランドイメージ向上に努めたが、最盛期の天候不順の影響を受けて前年実績を下回った。
・<ワンダ>
缶コーヒーの有名ブランドである。
「カルピス酸乳」の認知機能研究から生まれた「ラクトノナデカペプチド」を配合し
た機能性表示食品『はたらくアタマに』シリーズとして、「『ワンダ』はたらくアタマに アシスト」を発売して健康機能領域の取り組みも行っている。
・<アサヒ十六茶>
特筆すべき点はないが、あえて何か言うとすれば筆者はCM出演しているガッキーの大ファンである。
かわいい。
・<ウィルキンソン>
1904年にザ クリフォード ウヰルキンソン タンサン ミネラル ウォーター有限会社が設立され、「ウヰルキンソン タンサン」が発売。
近年は積極的な広告活動を行い商品ラインナップを拡大し、無糖炭酸市場で成長を続ける。
・<アサヒおいしい水>
1983年にハウス食品より発売、2010年にアサヒグループHDが事業譲渡した。
それに伴い、『六甲のおいしい水』から『おいしい水 六甲』に改名されて西日本を中心に販売され、『おいしい水 富士山』は東日本を中心に販売されている。
アサヒ飲料の企業研究③今後の注力内容
アサヒ飲料(アサヒグループHD)の企業研究、今後の注力事業は以下の3つ。(※1)
①ニーズへの対応
消費者の健康志向の高まり及び高齢化社会に対応する領域へ挑戦することで、事業拡大を図る。
②プラスチック利用
「容器包装2030」を制定し、リサイクルペット・環境配慮素材の使用、リデュースの推進、環境への配慮を前提とした新容器開発等に取り組んでおり、すでにラベルの無い「ラベルレスボトル」、さらにリサイクル素材を20%使用したペットボトル入りの『カルピス』等を販売している。
③技術革新による新たなビジネスモデル
中期経営方針に掲げた『稼ぐ力の強化』、「新たな成長の源泉獲得」及び「イノベーション文化の
醸成」を目的として、「ADX(Asahi Digital Transformation)戦略モデル」を策定し、新たな価値体験の創出等、デザイン思考によるアイデアの創出やオープンイノベーションに積極的に取り組んでいく。
りく(筆者)からのコメント
アサヒ飲料は長年続くブランドを複数併せ持ち、他社からの事業譲渡も受けています。
インターン参加時に『カルピス』は関係ない会社だと思っていた!なんてことがないようにしたいですね。
もちろん、採用サイトはしっかりと全体を読んでから参加しましょう。
細かい事業内容や働き方などを知るためには、実際に社員と直接話して質問する必要があり、インターンはその貴重な機会です。
具体的に自分がどの職種に興味を持っているのか等、しっかり考えてから参加することを推奨します。
食品メーカーの就活現場では、毎年グループ会社と間違えて的外れな質問をする学生が見られますので、自分の目的とする会社の説明会やインターンに正確に応募しましょうね。
例えば、酒類メーカーである「アサヒビール株式会社」の説明会で、『三ツ矢』の質問をするのは率直な表現をすると論外です。
説明会でそういった質問をしてしまって、赤面する学生さんは毎年いますので、皆さんは気をつけましょう。
以上データ引用元
※1(アサヒグループホールディングス株式会社19年12月期決算短信)
※2(キリンホールディングス株式会社19年12月期決算短信)
※3(サントリー食品インターナショナル株式会社19年12月期決算短信)
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さいごに
今日も読んで頂きありがとうございました!
企業分析は地味な作業ですが、自分が企業に入ってからどういった事業に関わりたいのか、それを考えるためには避けては通れません。
文字ばかり読むとテンションも下がりがちですが、リフレッシュしながら頑張っていきましょうね。
就活をしていると周りにいるすごい人たちに気を取られて、
自信を無くしてしまったり、やる気がなくなってしまうことがあるかと思います。
でもゆっくりと前に進めば大丈夫ですから。
安心してくださいね。
焦ることなく、一歩ずつ進んでいきましょう。
今後も就活に関する有益情報や企業分析を次々と更新していきます。
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キリンHDの企業研究はこちらをご覧ください。
サントリーHDの企業研究はこちらをご覧ください。
業界分析をまだ終えていない方は、こちらの記事を読まれることを推奨します。
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