こんにちは、りくです!
この記事を読まれている方は就活生がほとんどかと思います。
中には『食品メーカーで企画職になりたい!』とマーケティングを志している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はマーケティング志望の就活NGとその対策について、解説していきます。
さっそく見ていきましょう。
新卒マーケティングの志望動機①企画職希望は不採用になる
新卒マーケティングの志望動機を作成する上で、最初から企画職になりたいと記入すると、ESで落とされる可能性が高いです。
この後詳しく理由と対策を解説します。
商品企画・マーケティングの夢もあきらめなくて大丈夫です!
肩を落とさずに、続きを読んで対策しましょう。
新卒マーケティングの志望動機②企画職希望がNGな理由2つ
新卒マーケティングの志望動機を作成する上では、その2つの理由をしっかり理解する必要があります。
・メーカー内の基本キャリアに合っていない
・面接官の気持ちになれていない
この2つの理由で不採用となります。
詳しく見ていきましょう。
メーカー内の基本キャリアに合っていない
食品メーカーの初期配属は性別に関わらず営業が基本です。
その理由は、営業がオールマイティな能力を求められる職種であり、その仕事で基礎を身につけさせるためです。
また、営業は失敗しても自分の担当先の売上が減少するだけですが、商品企画の場合は全国的な売り上げの減少に繋がるため責任も重大です。
新入社員は全員営業を経験させられ、そこで地味で複雑な作業を含めて淡々と業務をこなせる優秀な人材が、メーカーの花形であるマーケティングに挑戦できるのです。
そのことを知らずに、初期から企画職に携わりたいと書いてしまうのはナンセンスです。
面接官の気持ちになれていない
仮にESが通ったとしても一次面接で『お祈りメール』となる可能性が高いです。
前提として面接では、1次→2次→3次と進んでいくごとに面接官も若手→中堅→管理職といった具合にステップアップしていきます。
これが1次面接で落ちてしまう理由なのですが、皆さんお判りいただけますでしょうか?
1分間考えてみてください!それでは、スタート!
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お疲れさまでした!
難しかったでしょうか、相手の気持ちを想像すると理解できます。
例えば新卒入社3年目の若手Pさんが面接官に任命されたとしましょう。
Pさんはメーカーに入社したからには商品企画に携わりたいと悩みながら、日頃は営業先で明るく振舞い、社内でも必死に複雑な業務をこなしています。
それでもまだ認められることはなく、悶々とした日々を過ごしています。
そんな若手Pさんが面接官を務める当日になりました。
Pさんの担当学生はAさんです。
Aさんは食品メーカーで働きたくてワクワクしながらも緊張して面接にやってきました。
面接が始まってから少し経った頃、Pさんが気になっていた質問をします。
それでは次の質問に移ります。
入社後にやりたい仕事はありますか?
はい!入社したら商品企画に携わりたいです!
メーカーに入るからにはマーケティングの仕事をしたいと考えています!良い商品を考えて人々を笑顔にします!
なるほど、素敵な考えですね!
(俺は営業でこんなに苦労してるのに、
最初からマーケに行きたいだと…!)
苦労されているPさんを目の前に、上記の内容を答えると反感を買いますよね。
以上の流れで、即『お祈りメール』送りとなることでしょう。
一方でこの際、Aさんは今後もそのメーカーのお客様であり続けるわけですから、Pさんは笑顔ひとつ崩しません。
厳しいですが、これが現実です。
新卒マーケティングの志望動機③それでも企画に携わりたい方向けの書き方
新卒マーケティングの志望動機、それではどう書けばいいのでしょうか。
・メーカー内の基本キャリアに合わせる
・面接官の気持ちも配慮して考える
先程とは逆に、この2点に留意して書けば大丈夫です。
いけない例
『私は商品開発に携わりたいと考えています。新しい価値を作り出す貴社において、私の長所である~を活かし、入社後のマーケティング配属を希望します。』
改善例
『将来的にマーケティングに携わりたいと考えています。この思いの背景には~という経験と考えがあります。その実現のために入社後は営業として、社内外の方々と貴社の関係を目で見て学び、その後商品企画に進むことを希望します。』
是非この書き方に、あなたのご経験や考え方を加えてみてください。
きっと謙虚で素敵なESに仕上がります。
さいごに
ここまで読んで頂きありがとうございました!
さて、今回は新卒マーケティングを希望する際の志望動機を解説してきました。
大切な考え方は以下の2つでした。
・メーカー内の基本キャリアに合わせる
・面接官の気持ちも配慮して答える
ぜひ商品企画・マーケティングの夢をつかみましょうね!
メーカーやメディア、テーマパーク等希望の就活生が陥る罠も記事にしています。
まだ読まれていない方は、必見の記事です。
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