【なぜか面接で落ちる】ファンだと伝えると採用されない理由

就活対策
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こんにちは、りくです!

今日も読んで頂きありがとうございます。

この記事ご覧になっているということは、就職活動をされているのかと思います。

中には、○○ランドや、好きなメディアやメーカーで働きたい!という思いの方もいらっしゃることでしょう。

 

今回の記事では、なぜ企業はファンを採用しないのか、解説します。

後半で採用されるための考え方もお伝えしますので安心してくださいね。

 

それでは早速解説していきます。

なぜ面接で落ちる?理由①企業が求めているのは人材

なぜ面接で落ちるか、理由の1つ目です。

企業が採用したいのは『人材』であり、『ファン』ではないから採用しないのです。

 

ファンを人材として見てくれない理由を説明します。

前提として「三方良し」という言葉をご存じでしょうか。

詳しくは省きますが、「企業」と「お客様」がともに満足し、「社会」貢献できるのが良い商売であるという考え方です。

この図からもわかるように、企業ファン(お客さま)は別の次元です。

いくらファンとして素晴らしい人間でも、企業で働く人材として優秀かは別問題というわけです。

 

怪しむB君

ファンが入社して企画に携わることで、

いい商品ができるのじゃないか!

こんな意見もあるかと思います。

確かにおっしゃる通り、ファンが考えた商品はきっと素晴らしいものになりますよね。

でも商品を出した時の売上から、ファンの意見はデータとして数字で出てくるのです。

コールセンターに、こんな商品が欲しい!と電話がきて、ファンの意見も十分に手に入るのです。

一人のファンが考えるよりも、膨大なデータを分析したほうが、何万人といるファンに商品を出すには適切ですよね。

 

 

実際に、私がいま働いている食品メーカーの集団面接を受けたときも、一緒に受けた学生さんが

 

ファンAさん
ファンAさん

小さい頃からお母さんと食べてます!

御社の商品の良さを世の中に広めたいです!

面接官Pさん
面接官Pさん

すごく素敵な思い出ですね。

そう言って頂けてうれしいです。

ファンB君
ファンB君

初めての一人暮らしも、御社の商品に助けられました!

そんな商品を開発できる御社で活躍したいです!

面接官Pさん
面接官Pさん

開発担当に伝えておきますね。

きっと大喜びすると思います。

と元気満々に面接官に伝えていました。

(少し誇張していますが、お二人とも志望動機がこんな感じでした。)

 

また会おうと3人で面接後に約束しましたが、入社式にお二人の姿ありませんでした

皆さんはただの『ファン』で終わらないように対策していきましょう。

なぜ面接で落ちる?理由②ファンのままでいてほしい

なぜ面接で落ちるか、理由の2つ目です。

純粋なファンのままでいてほしいと、企業の優しさで不採用にされる場合もあります。

 

例えばあなたが○○○○ランドのファンで、実際に就職したと仮定します。

そのテーマパークで使用する機材を仕入れする部署に配属されたとします。

仕事を進める中で、機材メーカーの人から「そんな安くできませんよ!」と怒られることがあるかもしれません。

「もっと安く仕入れてきてくれ」と上司から再三指示され、またメーカーに値引きの交渉をしに向かって取引先から怒られて

きっと真面目なあなたは懸命に働きますし、辞めたりもしないでしょう。

でも休日に○○○○ランドに出かけたら、機材が目に入るたびに仕事が頭にちらつくのです。

これでは企業もあなたも幸せではないですよね。

 

それを避けるために、採用をしないという優しさを見せてくれるのです。

この優しさを受け入れるか、それでも絶対に働くという意思を貫くか、あなた次第です。

なぜ面接で落ちる?受かるためには考え方を変えましょう!

なぜ面接で落ちるか、その理由をここまでお伝えしました。

では受かるためにはどうすればいいのでしょうか?

志望する動機を好きな企業軸から実現したい世の中軸に考え直しましょう。

 

①まず好きな企業軸の考え方を見てみます。

「私は御社のお菓子に価値を感じています。また、その商品を作り出していらっしゃる御社に魅力を感じました。私の長所である笑顔と、そのお菓子を通じて人々に笑顔を届けたいです。」

素敵な思いですが、面接では我慢したほうがいいかもしれません。

この言い方には『私がいいと思った商品は、世の中にとってもいい商品だ』という決めつけが隠れています。

また、上記の考えの実現であれば、有名ブロガーになって、自分のブログでその商品を宣伝すればいいですよね。

それでも、なぜその会社で『働きたい』と感じているのか、説明は難しいはずです。

 

②次に実現したい世の中軸の考え方を見てみます。

「私は嗜好品で笑顔の溢れる世の中を実現したいと考えています。この考えの背景には、~という経験があります。御社は『お菓子で世界を笑顔に』と謳ってらっしゃり、競合他社と比べて~という事業に注力されています。御社で働き、私の長所である笑顔と課題解決力を活かすことで、自分の考えを実現し、世の中に貢献したいです。」

いかがでしょうか。

②の言葉と、伝えたいことの奥にあるものは一緒なのですが、説得力が違いますよね。

自身の経験と志望動機がリンクされており、面接官も納得することでしょう。

 

このように、実現したい世の中を軸にする必要があります。

ぜひこの流れで説明できるよう、自分の思いを整理していきましょう。

さいごに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

今回はファンが面接で落ちてしまう理由を解説してきました。

その理由は

・企業が募集しているのは、ファンではなく人材だから

・ファンにファンのままでいてほしいという優しさがあるから

でした。

 

また、それでも面接に通りたいと決意された方は

好きな企業軸から実現したい世の中軸に考え方をシフト

するという内容でした。

 

自分にそんな崇高な考え方はないよ!と思うかもしれません。

でもあなたは素敵な人物ですし、ご自身で思っているよりも貴重な経験をされてきています。

面接までにゆっくりと、じぶんについて考えて、自己分析していきましょうね。

 

自己分析には他にもいろんなメリットがあります。

自己分析が難しくて悩んでいる方は、こちらの記事を読んで、まずはその目的を理解しましょう。

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今後も就活に関する有益記事や情報を次々と投稿していきます。

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